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昔の思い出(4) ウイスキー



昔のSM雑誌の記事を思い出す取り組み、今回はストーリーはほとんど覚えていないのだけれど、一場面のみ。

ある男性が妖しい女性に誘惑されます。女性は男性を虜にし、自分のペースで男性をぐいぐいリードして、そのままホテルへ。そして2人は全裸になって、ベッドインしても女性が主導権を握っています。女性のリードに身を任せる男性に、女性は言います。
「ちょっとお酒飲もうかしら。あなたのここ(男性自身をなでながら)にも飲ませてあげるわ。」
女性はコンドームの精子溜りの部分に溜まる程度にウイスキーを垂らすと、先端をひねって、そのコンドームを男性のペニスにかぶせました。
そして、先端部分のひねりを解いていきました。
とたんにウイスキーは流れ出し、ペニスの先端を浸します。
ウイスキーにさらされた男性器の先端の粘膜部分に焼けるような痛みが走ります。
女性はのたうつ男性を押さえつけて、コンドームに包まれた男性器の先端をもみほぐしていきます。否応なしに先端の割れ目からウイスキーは男性の体内に侵入してきます。
ペニスの内側も熱く燃えるようです。
体内に吸収されたアルコールに、男性はいつしか酔ってふらふらとしてきました・・・

この場面だけしか覚えていません。
当時大学生(?)だったわたしは、早速自分で実験してみました。
父のウイスキーをこっそり借りて、コンドームにちょっぴり注ぎ、ひねってそれを自分のものに着けてみました。
どんな痛みなんだろう、耐えられないくらいの痛みだったらどうしようかと不安を抱えながら、先端のひねりを解いてみました。

おや?
なんにも起こらない。

全くの肩すかしでした。
ウイスキー程度ではなんにも起こりません。全然痛くもないし、もちろん酔っ払いもしません。少々のアルコールでは刺激にならないことを知りました。
この作者、試さないで想像で書いたんじゃないかな?

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昔の思い出(3)



昔のSM雑誌に載っていた作品を思い出すシリーズ第3弾です。懐かしい気がしていましたが、いざ思い出して書こうという段になると、けっこう思い出せないものですね。作品中の場面は覚えているのですが、ストーリーとしてかけるほど覚えていないものがほとんどです。
今回のは、外国の作品の翻訳物です。掲載された雑誌は覚えていません。M専門誌ではなかったのはたしかです。絵物語のようなもので、挿絵はBill Word氏だった記憶があります。

サディスティックな女主人(マダム)は、メイド、モニカをことあるごとに折檻します。モニカはマゾで、鞭打たれ、涙を流しながら濡らしてしまうのです。
ある日、マダムはセクシーなボンデージ姿でモニカを鞭打っていると、近所の店の青年が、御用聞きに来ようとしているのを発見します。
「あの生意気な坊やは懲らしめてやらないといけないわ。」
「あらマダム、なんでですの。」
「だってあいつは、股間に詰め物にして自分のイチモツを大きく見せているのよ。」
まもなく青年は呼び鈴を押し、ドアが開くと唖然としてしまいました。
そこには黒革のボンデージ姿のマダムが立っていたのでした。しかも、マダムはパンティを穿いていないのです。
「何を突っ立ってるのよ。わたしに風邪を引かせるつもりなの?用があるならさっさと入りなさい。」
訳がわからないまま中に導かれた青年は、モニカの手によって全裸にされ、いつしか拘束されていました。そして、マダムによって鞭打たれ、あえぎながら許しを請うのでした。しかし、同時に妖しい快感に魅了されていくのでした。
ほどなくして青年は拘束を解かれました。
「これからこの子をどうしてやろうかね。」
「マダム、かわいい女の子にしちゃったらどうですか」
すっかり抵抗する気力をなくしてしまった青年は、モニカにされるがままメイドの衣装を着せられていきます。そして、パンティに包まれた股間のものはすっかり大きくなってしまっています。
「あら、よくお似合いだね。でも、この股間のエッフェル塔みたいなのが女の子には邪魔だね。」
「だったら去勢しちゃいましょうか。」
2人は目を見合わせて笑う。
そして、手足を縛られた青年の股間にムチが1発。
モニカが思わず男性の膨らみを覆うパンティをさすります。
「まあ、かわいそう。痛いでしょうね。」
マダムはキッと眉をつり上げ、
「モニカ、わたしがやることが気に入らないのかい。おまえも鞭打ってやる。」
今度はモニカが厳しい鞭を受けるのでした・・・


この話では、青年が全裸にされて、女装させられてしまうところに興奮したのを覚えています。要するにF/m、F/f 両刀使いということですね。
当時は貴重なマゾストーリーでした。挿絵は、自信がないですが、もしかしたらBill Word氏ではなかったかもしれません。
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昔の思い出(2)



今回ご紹介するのは
 「ミッチとマコのハンティングレポート」という題だったと思います。その辺はっきり覚えてないので、間違っていたらご容赦を。
1975年か76年あたりの作品だったと思います。



 レズビアンのカップルミッチとマコはともにサディストでもある。2人は同居している。
 ある日、マコは町で1人の男にハントされ、そのまま2人でホテルへ。しかしそこでマコは風呂場で男をだまして後ろ手に手錠をはめてしまう。そして男の体を弄び、責める。さらに股間のものを潰すと脅かしながら、肛門にホースを突っ込み、熱いお湯を流し込む。男はマコにさんざんにいたぶられ、放心状態になり、解放される。

 しばらくたったある日、マコが1人でいるとき、あのときの男がやってきた。あの男と恋人も一緒だった。あっという間に部屋に押し入ると、マコを押さえつけ、縛り上げてしまった。恋人と2人でマコに復讐しようというわけである。
 その時、ミッチが帰ってきた。部屋の中のただならぬ様子に気づき、こっそりと部屋に忍び込むと、男の恋人を後ろから押さえつけ、刃物を突きつけた。形勢逆転、今度は逆に男と恋人が縛られる羽目になった。
 縛り上げた2人を見ながら、ミッチとマコはこの2人をどういたぶってやるかを思案する。そして、男を「サンドイッチ」にすることに決めた。
 まず2人を全裸にする。恋人を四つん這いにさせ、その後ろから男のペニスを挿入させる。そして、その後ろからペニスバンドを着けたミッチが、男のアナルを犯すのである。男の後ろからミッチがズンズンと突くと、それに押されて男も前の恋人を突く。ミッチの動きに合わせて男と恋人2人のあえぎ声が響き渡る。ミッチとマコは終始大笑いだった。
 さんざんおもちゃにされた男はすっかりアナルを犯される快感に目覚めてしまい、最後には2人に「ありがとうございました」と言って帰って行った・・・


だいたいこんな内容だったと思います。SMでアナルへの挿入というのをこれで初めて知ったように思います。当時のわたしにはずいぶん刺激が強かったと思います。(笑)
別冊問題SM小説に連載していたシリーズものだと思うのですが、このシリーズはこの1作しか覚えていません。

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昔の思い出(1)



少し昔の話を思い出して書いてみたくなりました。
昔、高校時代頃、エロ本は秘密のものでしたが、友達の間では、公然としたものでした。エロ本の回し読みとか、交換なんかはよくやっていました。当時は、ヘアが出てるだけでも大騒ぎでした。今考えるとかわいいもんです。
そんな中で、SM雑誌も、こっそり友達の中では出回っていました。しかし、当時は男はSが当然で、男Mものは少なく、数少ないそれに興奮してしまう自分は、誰に対しても絶対の秘密でした。だから、あまりはやってない古本屋でMものが載っているのを探しては、こっそり買ってきて家で大事に読みました。SM雑誌の中では、男Mものの小説、グラビアは、男Sものに比べて5:1か6:1ぐらいの割合、きわめて少数でした。
そのうち、「別冊問題SM小説」なんていう男M専門誌が出て、状況は良くなりましたが、書店で買うのにものすごく勇気がいりました。
そんな昔読んだ中で覚えている小説を、記憶を頼りにあらすじだけでも書き出してみようと思います。

未亡人の罠
ある若い男性が、アパートに越してきました。そのアパートの大家さんは、30代の女性、まだ女盛りの未亡人、若後家です。
その女性は、越してきた男性が気に入り、盛んに色仕掛けで迫りますが、男性は、まるでなびく様子がありません。かえってうっとうしがり、避けてしまいます。大家さんの未亡人は、自分の女の魅力にぜんぜん興味を示さない、この若い男をいぶかしがります。
実はこの男、Mで、自分に身をゆだねて甘えてくるこの未亡人のような女性には全く魅力を感じないたちだったのです。
この男は、SMクラブに通い出します。女王様に縛られ、鞭打たれることに激しく興奮してしまうのでした。
ある日、男はいつものようにSMクラブに行き、アイマスクをした女王様に縛られ、鞭打たれていました。
そのとき女王様は、男を磔台に縛ったまま部屋を出ていきました。そして、程なく女王様は戻ってきて、また鞭を振るい出しました。
男は、「ちょっと何かが変わった」ような気がしました。
女王様は、男を仰向けにすると、顔の上にまたがり、なおも全身にむち打ちを加えました。そして、パンティを脱ぐと、顔面騎乗し、ご奉仕を命じたのでした。
男は懸命に舌を使い、ご奉仕しました。そして、女王様は、快感に思わず歓びの声を上げました。
おや?この声はどこかで聞き覚えがある・・・
そのとき、女王様がアイマスクを取りました。
そこには、あの未亡人の顔がありました。
「あなたはこういう趣味があったのね。もう私のものよ。」
なおも激しく腰を押しつけてくる未亡人の体の下で、男は必死に舌を動かします。
そして、
「ああ、自分は罠にはまったんだ・・蝶が蜘蛛の巣にかかるように」
ということを悟ります。

内容はハッピーエンド、きわめて穏やかなものです。たしか、ページごとの挿絵付きの短いものだったと記憶しています。
ただ、どちらかといえば暗い内容のものが多かったような気がします。

なお、画像もオールドタイミーなものを選んで使ってみました。
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よく出てくる言葉



今回は、体験談などでよくでてくる言葉をちょっとみなさんにご紹介したいと思います。
まず、上の画像。
男性が見事に大の字に拘束されています。
これからむち打ちが始まるのでしょうか。でも、体の全面だとあまり厳しいむち打ちはできないでしょうね。
この「大の字」を、英語では"Spread Eagle"といいます。訳すと「広げられた鷲」です。
なんか鷲にたとえられるのは妙にかっこいい感じもしますが、撃ち落とされて、広げてみた感じなのではないでしょうか。



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次は、四つん這い。これは英語で"All Four"といいます。
手足4本をつくという意味ですね。これはFemDomでは当然よく出てくる言葉です。



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日本でもファンが多い顔面騎乗です。
英語では、そのままズバリ"Face Sitting"といいます。あまりにもそのまんまでつまらないですね。
そんなことへの配慮からか(のわけない)、"Queening"という呼び方もあります。
どちらかというとこちらの呼び方の方が多く使われている気がします。
意味としては、Queen(女王様)の、ing形、女王様のように男の上に君臨するという意味です。
意味上からも、こちらの方がいいですね。(クリーニングと間違わないようにしてください)



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これは女性への「ご奉仕」
女性器に限らず女性が感じるところはすべて愛撫してさし上げるという意味で、"Body Worship"(直訳すると肉体崇拝”)
男性から女性への愛撫は「崇拝」なのです。
この感覚、なかなかいいと思いませんか。


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ペニバンのプレイは、ここではいつも使っていますが、"Strap-on Play"です。Strap-onとは、ディルドーを腰に装着したという意味です。
写真はバックからやっていますが、セックスの体位で「バック」は、"Doggy Stile"要するにワンちゃんスタイルというわけです。
バックの体位でのペニバンプレイは、あちらでは、ドギーポジションでのストラップオンプレイとなるわけです。



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さてこちらは正常位。このプレイの場合、このポジションはむしろ少数派なんですけど。
この正常位は英語ではなぜか"Misionary Posision"といいます。
Misionaryとは、「宣教師」。
宣教師はこの体位しか許されないの?
なんて訳はないでしょう。
宣教師と説教をする台の関係なのでしょうかね。







聖水



連休のドライブインで偶然目にとまったもの
「お嬢様聖水」
ドキッとしました。
中に、な、何が入っているのだろう・・・
お嬢様の聖水って、まさか・・
なんて思わず想像してしまうのは私だけでしょうか。

自分で後始末



以前、FemDomカップルのゲームについてのエントリーの中で、こんな部分が気になっていました。

cc:私たちは二人とも裸になります。そして私は Adi のコックにコンドームをかぶせ、そして Adi に handjob を与え始めます。 もし彼が2分間我慢することができたら、彼はあとで現金に換えられる「ワンポイント」を獲得します。 もし彼が負けたなら、私はコンドームと出したものをそのまま氷トレーに入れ、凍らせます。私はそれから 彼の飲み物に、この凍ったものを入れて飲ませます。あるいはその凍ったものを直接口に入れてしゃぶらせるかもしれません。 私はそれを CUM CUBE(CC)と呼びます。

このゲームでは、男性が負けたときのペナルティは、自分が出したものを飲み物と混ぜて自ら飲まなければならないというものです。「自分の出したものは自分で後始末しなさい」とミストレスが命じるというのは、FemDomの体験談では、けっこう出てきます。
男性が女性に対して「射出する」「ぶっかける」「汚す」といった、セックスにおける攻撃的要素が完全に否定されて自分に返ってくるというわけです。
私は経験がないのですが、精液は、とんでもなくまずいものだそうですね。女性の中には彼氏のペニスをくわえてフェラチオをして、彼が口の中に出したものをそのまま飲み込んでしまう人もいると聞きました。実際まずいのってどの程度のもんなんでしょうね。
もしもオルガスムに近づいたとき、自分が発射したら、そのまずいものをなめて食べなければならないと思うと、その屈辱的な状況に興奮する気がします。
でも、いざ発射してしまうと、性的な興奮は一気に醒めますので、その心理状態の中で逆にそれをやらなければならないのはかなり苦痛でしょう。

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興奮もするけど、なかなかにしんどいプレイですね。
いやなことだけに、つらい状況だけに、あとで振り返るとまた興奮するかもしれませんね。
ちょっと複雑です。
経験のある人に聞いてみたい気もします。

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亭主元気でマゾがいい



おっ衝撃的なタイトル!
こんな漫画があったの?
homerさんのブログで紹介されていたのを読み、早速(でも全然ないんですが)読んでみました。

女性Sと男性Mの夫婦ということで、興味津々でページをめくっていきました。
作者の六反りょうさんは、漫画家の仕事をする傍ら女王様の仕事もやっていて、そこで知り合った男性と結婚し、夫婦生活を続けているということでした。
マゾ夫との結婚生活の実話をおもしろおかしく描きながら、世の女性にマゾ夫との結婚を勧めるというスタイルがうれしいですね。
読んでいると「あるある」がいっぱいです。
M夫がしつこいので頭にきて尻をひっぱたいたら実はM夫がそのつもりでわざとやったことだったというところ。同じシチュエーションはないけど、こういう夫婦なら似たようなことは必ずあるはずです。
あと、妻の方に落ち度があっても、そこで強く出ると、M夫の方はあっさりと折れてかえって満足してしまうというところとか。
カップルでは、必ず女性の方が「相手に気に入ってもらわなくちゃ」という気の使い方をするものです。女性の方が男性に合わせることが多いです。S女M男のカップルでもそれはあると思います。が、女性の側が、一皮むけて割り切ってしまえば、そういった緊張感がグッと減らせるのです。しっかりとSとして君臨してくれるならば、多少わがまま言おうが、少々おデブになろうが、歳をとって容姿が多少衰えようが、M夫は変わらぬ忠誠を尽くすでしょう。
これを読んでそれを少しでもわかってくれた女性たちが増えたらうれしいですね。笑わせてくれるので抵抗なく読めるのもいいですね。

homerさんのブログには、六反さんのサイン会には若い女性が多かったって書かれていました。この作品は案外画期的かなあって思います。

この夫婦の微妙な力関係が見ていて非常に興味深いですね。
ただ、作品中にもあったけど、子供できるとこの関係にとっては「試練」だろうなって思います。
子供への影響とかもあるけど、それ以前に子育てにエネルギーを注ぎながら、夫婦のSM関係を維持していくのは大変なエネルギーがいると思うのです。
でも、今後も応援していきたいですね!

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このブログ



新年にふと考えたことなど・・・

ブログを何年続けてきたんだろう。
90年代、ネットでSM、それも女性S、男性Mを扱ったサイトを探して見るようになりました。だいたい忘れてしまいましたが、Bondage Paradise とか、Mistress Cafe とか見てました。でも、女性支配のSMに関しては、あちらの方が圧倒的な情報量があることをまもなく知り、英語が堪能ではないながら、海外のサイトに目がいくようになりました。"Akasha's web" "Mule's Barnyard" "Amity's world"なんかをよく見ました。その中でも、Muleの、"The Domination Of Jason"を訳して読んだときは衝撃を受けました。翻訳ソフトの珍妙な日本語と原文を照らし合わせながら読むのでそれはもう骨が折れましたが、ひどく興味を引かれるものでした。
内容は、主人公アンという女性が、自分とろくにセックスしてくれない夫ジェイソンが自慰をしている場面を見つけてしまうところから始まります。失望したアンは隣人の幼なじみデビーにそのことを相談します。デビーはアンに、ジェイソンを自分の思い通りの男に変えていくためのテクニックを伝授します。デビーのインストラクションのもと、アンは彼を誘惑し、性的にメロメロにし、お預けを食わせ、性的にコントロールして、最後には完全に支配してしまうというものでした。
夫婦関係の中で、普通の妻が夫を支配していくといったテーマは日本には全くないものだったので、新鮮で、また、衝撃的でした。この話を読み、もうひとつ新鮮だったのは、拘束や鞭打ちといったプレイよりも、支配ということがメインテーマになっていることでした。
掲示板などでも夫婦の体験談などが多いのにも驚かされました。
国内のSMは風俗が圧倒的に主流で、たまに個人的つながりの主従関係に関する情報はあっても、家庭内でのSMについての情報はほとんどない状況で、私個人の興味はどうしても海外に向きました。私自身結婚している身で、どうしても家庭内で楽しみたいという強い願いがありましたから。
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2000年代になって、女性による支配、特に夫婦関係において、いかにFemDomを楽しむかというアドバイス、インストラクションを行うサイトが次々と現れるようになりました。(というか、私が発見したというのが正しいかも)
代表的なものとして "Elise Sutton's Female Supremacy Page"や、Lady Misatoの"Real Women Don't Do Housework"などがあります。特に、エリスのサイトはQ&Aコーナーが充実しており、体験談も豊富です。このブログの体験談もほとんどはこのサイトからお借りして訳しています。エリスのサイトを見てFemDomの関係に踏み切れたといった夫婦が結構いるのはすごいと思います。このブログもそんな役割を果たせたらなんてたまに思うこともありますが、そこまでやるとしたら、自分もそれなりの覚悟を決めてやらなければと思います。まだそこまではいっていません。「ああ、こんな夫婦のスタイルもありなんだ」ぐらいに参考にしていただけたらと思っています。

日本でFemDom関係(寝室のみのプレイから日常生活すべての人まであわせて)を持っている夫婦って、どのくらいいるんだろう?って思うときがあります。まあ、少なくとも一組(笑)
日本のSM、FemDomの主流からはだいぶ外れたところで今年もひっそりと続けていこうと思います。
よろしくお願いします。
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フェミニズムの帝国



ネットの古本販売で、かねてから読みたいと思っていた「フェミニズムの帝国」(村上基著 早川書房)を購入し、読みました。もうご存じの方も多いと思いますが、今回はこの本について。
内容はネタバレですのでこれから読むという方はお気をつけて。
まずストーリーですが、ホームページ「ようこの本棚」に素晴らしいあらすじ要約がありましたので、それをお借りします。

二十世紀末から二十一世紀初めにかけては、人類は大量の核兵器を保有し、同時に世界各地で武力紛争が頻発していて、まかり間違うと人類が滅亡しかねない情勢だった。エイズが蔓延し、人類は別の存亡の危機に立たされた。ワクチンが開発されたが、それは女性にしか効かない欠陥ワクチンであった。男女のありかたがかわって、女性の社会進出が進み始めた。生産力、資源、財産など物質的なものに価値が置かれた時代から、愛情という精神的、情緒的なものに価値が置かれるようになった時代に移行していった。この移行は、一応の物質的豊かさが実現し、人々が精神的に成熟したことで達成された。
 そして、価値観の変化に伴って男女の役割が交代した。男性は、愛情の源泉たる家庭で中心的役割を担うことになり、一方女性は、妊娠・授乳期に休職するだけで、あとは家計のささえ手として外で働くことになった。その当時から、女性は平和的なものと思われていたから、もうしばらくこのままの状態が続けば世界は完全に平和になるだろうという判断のもと、完全なワクチンの開発を遅らせようという動きが出てきた。そして、ねらい通りに世界平和が実現したが、二十二世紀の末には、理想を忘れ、ただ女性優位社会の維持だけを目的とするものになってしまっていた。
女性はワクチンによって免疫になっているが、女性と性交することはエイズに感染する危険をはらんでいた。性的にも男性は、弱者となり立場を入れ替えていた。

木下いさぎ、24才の男性。国際総合医学研究所に勤め結婚適齢期を迎え焦っていた。あるとき、レイプに会いそうになったところを氷上というメンズ・リブ運動をしている男に助けられ、この運動に傾倒してゆく。いさぎは、メンズ・リブ運動の組織の中で真理子という男らしい女(現代の女らしい女)と知りあい、200年前の男性ようなの男らしさ(現代の男らしさ)に目覚めてゆく。いざぎは、”男の魅力”を利用して男性社会の復権を目指し、研究所の武田部長や密かにあこがれている高倉所長に近づき、研究所で極秘に進められているLH計画の秘密を探ろうとするが……。


この方、ストーリーの要約がお上手ですね。
あらすじでもおわかりのように、完全な女性上位、女尊男卑の未来社会が舞台ですので、その辺の描写を読むと、私のようなサブミッシブ男はそれだけで大いに興奮してきてしまいます。一昔、二昔前の男性と女性の関係がそのままひっくり返ったような社会だと思えばいいでしょう。そんな場面の抜粋をまた上記のページよりお借りしてみます。

右隣の女は、三十歳前後のひじょうに肉感的な女で、いさぎの苦手なタイプだった。腰は黒いタイトスカートがはち切れんばかりに張り、両の乳房は重力の法則を無視するように、薄いピンクのブラウスをもち上げてまっすぐ前方へ突き出している。顔は、目鼻の造作がやけに大ぶりで、肌は脂ぎっている。鼻から鼻毛が派手にはみ出している。その女が、車内の込みぐあいに比して、どう考えても不自然にくっついてくるのだ。右肘でつっぱっていると、その肘に乳房を押しつけてくる。相手に背中を向けると、体を重ねてくる。
そのうち困ったことに、股間のものが硬くなってきた。前に座っている女に気づかれないよう、いさぎはショルダーバッグを体の前に回した。大き目のショルダーバッグを愛用しているのは、こういう効用もあるからだ。 
だが、右隣の女は、バッグで見えなくなったのをいいことに、手をいさぎの腿から、そして硬くなったものへと這わしてきた。いさぎは怒りで全身が熱くなる。声を立てていやらしい行為をあばき立ててやろうかと思うが、決断がつかない。いさぎは前に見たことがある。やはり電車の中で、若い男が女の手をつかみ、声を上げたところ、女がいい返したのだ。お前だって、おっ立ててるじゃないか。
周りの女たちからひわいな笑い声を浴びせられて、男は真っ赤な顔をしてうつむいてしまった。今のいさぎも、怒りで頭に血が昇っているのに、下のほうにもさらに血が集中しているのだった。


社会の中での男性の弱い立場がよく描かれています。興奮すると勃起させてしまうということ自体を辱められているのがいいです。
もう一つ、男性がレイプされている場面です。

ビルの裏側の非常階段の下だった。三人の女がうずくまってなにかしている。
「ズボンは全部脱がせないの。そう、そこまで。そうすれば暴れられないでしょ」
「こわがらせちゃだめよ。やさしくするのがこつなんだから。あんたももうちょっと力をゆるめて。さ、やってごらん」
ごそごそと一人が動く。
「こんなのでいいの?」
「そう、その調子。もっと動きに変化をつけて」
それからしばらく沈黙。
「ほらね」
「こんなに」
「もっと大きくなるわよ」
「ほんとだ。すごい」
くすくす笑い。
「簡単でしょ。男なんて、すました顔してても、みんなこんなもんよ」
「最初はわたしだからね」
男が一人、押さえ込まれていた。三人がかりでレイプしようというのだ。


こんなセックスがらみの場面、それに、女性上司にどやしつけられたり侮蔑的な扱いを受けたりといった場面もふんだんにあり、読んでいて引き込まれてしまいます。
しかし、物語の中途あたりからメンズリブ運動、それに男性たちが徐々に荒々しくなり女性社会を切り崩していく展開に、だんだん興ざめしてきました。とは言え、こんなにFemDomな世界を描いた小説は家畜人ヤプー以来でしょう。読む価値大いにありです。
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私はサブミッシブとして、この本を大いに楽しみました。しかし、そんな自分を離れて、いくつかの点についてちょっと(?)な部分もありました。
まず、なんといっても未来社会の設定の仕方にどうも無理があるのです。完全な男女逆転社会ができあがるプロセスとして、不自然さを感じるのです。
作者の村田基氏は自身のブログで、フェミニズム運動が、「セックス」と「ジェンダー」の関係を適切に関係づけることができなかったと書いています。セックスは生物学的な性、ジェンダーは社会的に作られた性役割と区別されますが、ジェンダーばかりを重要な要素として見てきたという指摘です。氏の意見に全く同意見ですが、残念ながらこの小説にもその傾向が見られるのです。
変形エイズが男性を性的に弱い立場にし、消極的態度に追い込み、性的関係の逆転を招いたとあるのですが、それは考えにくいです。男性は生物としてセックスへの欲求は女性よりも強いです。だからこそ男性への貞操器具による責めが有効なのです。性的に消極的になるとは思えません。男はやりたいのです。だから、危険ならば手コキなどの風俗が大繁盛するでしょうし、コンドームが必需品になる、それだけでしょう。
それから、男は家でおとなしくするものとして育てられるために体力でも女性にかなわなくなるという想定もあり得ないです。子供を育てたことのある人、特に経験豊かな女性の多くは、小さい頃から男の子の方が多動で活発な傾向を持っていることを言います。あるお母さんは、「男の子は痛い!」なんて表現していました。この年齢まで「男の子らしくしなさい」「女の子はおとなしくしなさい」などと言って育てるわけはありません。そう育てられるからという以前に男の子は活発に動き回る性質を生得的に持っているのです。
体格についてもそうです。男性の方が全体として体格が大きく、筋肉量が多いのは生物としての事実ですから、自然に力で女性を凌駕してしまうのが自然でしょう。体格的優位は必然的に心理的優位にもつながります。
また、妊娠、出産は女性を肉体的にも心理的にも弱くて保護を必要とする立場にします。これがある限り、この世界のような形での女性優位の社会は難しいのではないでしょうか。
男性と女性のホルモンが体の外見ばかりでなく、精神的にも影響を与えているということも軽視しているのではないかと感じました。
これらをクリアする想定が何かが必要だったと思うのです。残念ながら、変形エイズではそれがクリアできていません。
それに、登場する女性の言葉遣いやスカートといった服装が今と変わっていないのがちょっと違和感です。
作者は男性-闘争的で進歩的、女性-平和的で調和的だが停滞する といったの本質的な違いといったものも意識しているようでした。その見方はある意味的を射ていますが、「それだけでは・・・」という物足りなさも感じます。
ちなみに作者は全くFemDomとは無縁のようで、また私のような者とは視点が違うとも感じました。

何はともあれ、私としてはとても楽しく読みました。またこんな小説が世に出てくれるといいなと思いました。

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kaisub

Author:kaisub
既婚のサブミッシブ(M)男性です。

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