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24/7 はじめにお約束



もしも24/7の関係に入る覚悟を決めたとしたら、
でもそれでもあんまり過酷な日々には耐えられそうにない・・・
じゃあ、その辺のところをパートナーとうまく取り決めすることができないものだろうか?
今回はそこから考えてみたいと思います。

24/7の夫の生活について、体験談から引用してみます。

>典型的なドミナント妻とサブミッシブ夫の結婚では、家庭内では男性はまったく従属的であることを期待されます。彼はドミナによって規定されたすべてのルールに従うことを求められます。そして彼はまた、いろいろな問題に彼女の意に沿うよう対処し、常に彼女のニーズを満たすことを期待されます。

>私たちが1日24時間/週7日の関係に進んだとき、私は彼が料理の大部分と他の家事すべてをすることを要求しました。彼の仕事と、私が彼に要求した家庭の任務のために、彼は極めて少ししか自由な時間がありませんでした。

>すべては彼女の名義の下に置かれます。家、自動車、他の資産、銀行預金口座は彼女の名義に変更されました。 実際私たちが共同の所有権だったものが、すべてが彼女1人のものにされるのです。
私は予備の寝室に移されるはずでした。 彼女は寝室を占有するでしょう、彼女が私にそうすることを許さなかったなら、私はもう妻と寝ないでしょう。
彼女は永久に私のものとなるであろう家事仕事のリストを説明しました。あなたがイメージするすべての下働きの仕事です。料理以外のすべてです。もし彼女がそうしたい気分でなかったら、私がそれをするでしょう。
彼女が1ヶ月にどれぐらいお金を使えるかについて、設定しました。私にもほんの少し割り当てられました。
その他に、彼女が他の恋人を作ることができること、私にはそれが許されないこと、そしてマスターベーションは許されないことが条項として加えられました。


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こんな体験談を読んでいると、本格的な24/7FemDom関係での夫は、今までの生活とは完全に切り替えて、隷属の喜び以外は捨てるつもりで生きていくしかないのだという感じがしてしまいますね。
でも、必ずしもそうでもないパターンもあるように思います。
中には「妻の言葉に従うというルールだけでスタートした」といった、比較的穏やかな形でのFemDom関係に入った夫婦もあるようです。細かな家事分担や罰則などは何も決めずに。
隷属に生きる決意の人は取り決めなんてとやかく考えることはありません。あとは奥様の意のままに・・・
でも、そこまでの覚悟はなくて、今までの生活にも未練たらたらの、それでも24/7にもあこがれがあるといった人の場合を考えてみましょう。
事前に2人でどんな取り決めをすればいいのでしょうか。

24/7のFemDom夫婦における取り決めは、おおよそ次のようなものです。

①妻の命令に夫が服従すること:どのようなことは除外するか、どのようなときに夫が拒否できるか
②家庭生活での諸事でどこまで妻が絶対的権限を持つか
③夫が行うべき家事労働および妻への奉仕
④家計に関する権限(妻がどこまで家計を支配するか:夫にどの程度の小遣いが許されるか)
⑤性生活の取り決め(夫に許される妻への要求)
⑥妻による夫の射精の管理(マスターベーションは許されるか、貞操器具着用について)
⑦妻が婚外性交を行うことが許されるか
⑧妻による夫への罰則
⑨他人の前でどう振る舞うか

だいたいこんなものですかね。
資産の名義とか、法的権限とか、夫の服装に関する制限とかもあるけど、一般にそこまではしないと思って除外しました。
お互いに話をして、これらの項目について同意しておきましょう。もちろん細々例外事項ばかり作りすぎると妻の方がうんざりしてしまいますからこだわらない項目については「妻の全権」を認めていきましょう。
どうしてもこれだけは許してほしいということがあったら、初めに約束を取り付けておいた方がいいです。

個人的には、⑦はなんとしても除外してもらいます。あと、⑥も大目に見てもらえるようお願いしますね。(でも、関係が進んできたら受け入れちゃうかも・・・・)
最初に取り決めをするのは、夫が過酷な生活にならないようにすると同時に、妻の側に安心を与えるという意味があります。
約束したことに関しては、夫は絶対守るのだから、安心して自分の裁量で事を進められるという安心ですね。そうでないと妻の側も何となく不安で自信が持てないでしょう。
夫が必ず約束を守るならば、24/7は妻にとって楽しくメリットの多い関係のはずなのです。
やはり約束したことを文書にして確認し合った方がいいのでしょうか。

あと、お互いが対等の立場で関係について話し合う時間を定期的に持つことを決めておく方がいいと思います。支配者と服従者の立場を崩すことなく、夫の側も遠慮なく意見を言える場を持つことも必要でしょう。たとえば、お仕置きをされた夫が、「生ぬるいです。もっと本気でやってください。」などとは言えません。妻は不快になるばかりか、自信をなくすでしょう。対等に話し合う場で、「スパンキングはもっと強くやってみてほしい。」と言ってもらう方が受け入れやすいでしょう。また、妻の側も夫がどの程度満足しているのか、興奮しているのか、率直な感想を知りたいと思うはずです。なにしろ夫の側は普段不平や不満を口にすることはできない立場ですから。夫の気持ちを知ることは妻の自信と安心につながります。(体験談などでは、夫を厳しく支配している妻が、夫が満足しているかについてすごく気にしている記述が見られます)

とにかく言えるのは、2人とも関係を楽しめていることが一番大切だということですね。

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24/7 まず男性から




もしも夫婦で24/7の関係を始めるとしたら・・・

24/7といっても、必ずしも一気に妻の奴隷になるわけではありません。体験談を一部引用します。

私は彼女にこのライフスタイルを選択させるためにどう話したらいいかわかりませんでした。 私は彼女に、重要なことはすべて彼女が権限を握るということを提案しました。そして私が彼女が望んだことには何にでも賛成するであろうと言いました。(中略)
唯一のルールは、彼女がルールを作る、そして私がそれに従うということでした。彼女は同意しました。
彼女はゆっくりとそれを始めました。大きな変化は起こりませんでした。彼女はひとつひとつ私に聞きながら始めました。 私の妻は慎重でした。


体験談では様々なレベルのD/s関係があるのがわかります。たとえば家事はほとんど均等に分担しているFemDom夫婦もいれば、家事はすべて夫の仕事と決まっている夫婦もいます。普通の生活はだいたい普通の夫婦と変わらないけどある部分だけ妻の権限を絶対にしている、あるいは妻のいうことに夫はできるだけ従うといった緩やかな関係もあれば、妻の許可がなければ夫は話しかけてはいけないという大変厳しいものもあります。最初は緩やかに、軌道に乗ってきたら支配のレベルを上げるというカップルが多いようです。
とにかく初めは、2人でどこまで支配/服従すると楽しめるのかを考えながら、同意して約束ごとを作っておく必要があるでしょう。共同で家庭生活を維持していくという現実も踏まえて。

でも、約束事を作る前に・・・
緩やかな関係もありということを前提にして考えても、それでも男性は覚悟が必要です。
まず、生活の中で今までと同じ気楽さと楽しみの何%あるいは何十%はあきらめる覚悟です。
まず家事労働。
ドミナントの妻に家事の大半をさせようという発想自体がFemDomとは相容れないものでしょう。共稼ぎならば少なくとも半分は自分がになうのだという気持ちがないと関係は維持できない、または空虚なものになってしまうでしょう。妻が専業主婦の場合は妻の家事分担が多くなるかもしれませんが、それでもできる限り自分も負担するようにしないと、そのこと自体がやがて関係を脅かす「リスク」になっていくでしょう。
金銭の自由や時間の使い方の自由、または自分でマスターベーションを行う自由など。
これらのことに妻が干渉してきた場合には、100%従うということにならないとしても、むげに拒絶することは難しくなります。妻が強い権限を握っているというのがこの関係の大前提ですから。あらかじめ話し合って、ある事柄に関しては支配/服従の関係にしないという取り決めをすることも可能でしょう。妻は支配者であっても最終的に夫を満足させたいという気持ちを持っているパートナーですから。でも、自分のリクエストした部分だけ支配されるのって、結局は消化不良な関係になります。ある程度自分のいやなことも受け入れてこその24/7なのです。
穏やかにであれ、厳しくであれ、自分の自由を妻の意志によって規制されていく-それはサブミッシブとしての喜びでもありますが、同時にフラストレーション、ストレスでもあります。それを受け入れていくだけの覚悟が必要です。
もうひとつは「弱い立場」を受け入れる覚悟です。
24/7のFemDom関係を始めたら、妻に逆らうことはできません。冷静に意見することはできるかもしれませんが、反発をぶつけるのはダメです。妻を批判することはできません。妻の言動を責めることもできません。
なぜならどうしても男性よりも弱い立場になれている女性は、それをされたら萎縮して支配的立場を放棄してしまうからです。(激しく言い返してくるような気の強い女性の方がその点はやりやすいかもしれません。)
また、何かにつけて妻に合わせることが多くなるでしょう。
弱い立場になるのは興奮もするけどがまんを強いられることもあります。

24/7に入るのって、やはり一大決心なのだなあと思います。

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24/7って無理かな?



夫婦やカップルでのD/sの関係には大きく分けて2通り。パートタイムと24/7があります。
パートタイムというのは2人で同意した時間内だけ(たとえば夜、寝室でだけとか、2人でラブホに行ったときだけとか)支配と服従の関係になるというものです。それが終われば日常生活では普通の夫と妻、あるいは恋人同士に戻るというものです。
それに対して24/7というのは、寝室から日常生活まで、すべての時間、2人の関係そのものが主人と奴隷、またはドミナントとサブミッシブの関係になるというものです。(24/7とは24時間/週7日間という意味)
D/sでは、24/7はパートタイムよりもより強烈な魅力があります。なぜなら支配され、女性に屈し、ひざまずくというマゾ・サブならではの心理的な興奮を、本物の隷属として味わえるのです。もっともそういう心理的な要素にあまり感じないマゾの方にはさほどの魅力はないかもしれませんが。
自分のことでいうなら、ずいぶん前は、もっぱら縛りやムチやCBT、顔面騎乗などプレイに関心が向いていました。しかし、自分の中でイメージを膨らませているうちに、次第に関係の中での屈服や屈辱を味わうといった心理的要素に重心が移ってきたのに気づきました。今では何の責めを受けなくても女性に命令をされてそれに逆らうことができない、あるいは許されない自分を感じるだけでも大いに興奮してしまいます。
24/7は、男性だけでなく、女性にとっても性的場面に縛られないことでより解放された自由な喜びや楽しみを味わうことができるという魅力を持った関係でもあります。やりたくない家事はすべて夫に押しつけられるし、お金は自由に使えるし、自分のわがままはすべて通ってしまうのですから。

しかし、24/7FemDom関係は男性に取っては魅力的でありながらもハードで厳しい関係です。
よく体験談にある24/7の生活では、夫は妻の決めた家事分担(おそらくほとんど)をやるように求められ、さらに金銭的自由も奪われ、射精まで制限されるといった厳しい隷属状態です。もちろん日常生活の決定権はすべて妻にあり、それに従わなければなりません。だからこの関係を選択するのはよほどの「本気度」だし、覚悟もいることでしょう。実際にこういった関係を持っているカップルは少ないだろうと思います。

妻にとっては夢のような関係のようですが、案外24/7に乗り出すときに、妻の側にも不安があり、二の足を踏むことも多いようです。
夫がいきなり逆ギレしたり、「おい、それはないだろう。」などと突然言い出すと、元々体格的には上回る男性が相手ですから、たちまち不利な立場に追い込まれてしまうのです。
だから体験談などでは、女性はきちんと100%の支配権を夫に約束させることが多いようです。

日常生活での100%の支配権・・・その辺が、ちょっと24/7に踏み込むのに尻込みするところですね。
現実生活ではいろいろ苦しいことや社会的不利なんかも降りかかるんじゃないかって思います。

でも、実際に、夫婦で24/7ってできないのかな?
実際の生活があんまり苦しくなりすぎない範囲で本格的な隷属を実現する・・・そんなことって可能にはならないのかな?
ちょっと考えてみたいですね。

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S妻と「ギャップ」



M男性が結婚し、妻にその性癖をカミングアウト、妻の理解を得て、時折SMプレイをしてもらうことができた・・・そんな幸運を手にした既婚M男性は、おそらくは、多くはないにしろそれなりにいるのではないかと思います。
しかし、そういった関係を維持していくのは意外に難しいのではないでしょうか。夫婦は生活の糧を得るための仕事をし、食事、掃除、洗濯などの家事をこなし、子供ができれば育児をするなど、日々忙しくタスクをこなし続けなければなりません。家庭生活を維持する中でFemDomプレイを続けていくのはなかなか難しいものです。女王様と結婚したのに、生活に追われる中で、S妻がいつの間にか普通の疲れた女房になっていた・・・なんて話はけっこう耳にします。
結婚生活は続いてもM夫はM夫ですが、S妻はいつの間にかS妻としての熱意をなくしてしまうことが多いのです。
これにはひとつ大きな原因があります。前々回のエントリーで、S女性は男を責めるプレイで純粋に性的興奮を得ることは少ないということを書きました。多くの場合、女性は責めることでパートナーを喜ばせ、愛し合う一体感を得ることが大きなモチベーションになっていると考えられるのです。それに自分が優位に立つという楽しさもあるでしょう。
結婚生活でのS妻は、寝室では夫をさんざんにやっつけ、足下にひれ伏せさせます。夫は卑屈な態度で「絶対服従します」「何でも言うことを聞きます」とひざまずいて言います。
ところが翌日の朝、妻は早く起きて食事を作り、食器を洗い、慌ただしく洗濯をする。その脇で、ゆうべ足下にひれ伏していたはずの夫はふんぞり返って新聞を読んでいる・・・こういったギャップは、妻の心に冷たいすきま風を吹き込みます。
寝室の中では卑屈な奴隷のくせに、日常生活に戻ると偉そうな態度でろくに家事を手伝おうともしない夫。逆に寝室では女王様のはずなのに、日常では逆に奴隷のように働かなければならない自分はいったい何なのだろう?
こういう気持ちが起こってくると、夜のベッドで自分が夫を責めていること自体が、ただ夫のわがままにつきあわされている、夫へのただの奉仕であると感じられてきます。しらけてくるのは当然です。
ましてや子供ができたりすると、たいていの妻は夫とのやりとりがご無沙汰になっても子供を愛することで気持ちが満たされてしまいます。こうなれば夫を責めるなんてどうでもいいことになってしまいます。

夫婦のFemDomプレイを維持していくためには、まずはこの夫婦のギャップを極力作らないようにする努力だと思います。
M夫としてやっていくつもりなら、覚悟を決めて、思い切って自分の家事分担を増やしていくのが大切でしょう。また、妻への細かな思いやりを見せ、細やかなサービスに心がけることも大切だと思います。
M夫としての気持ちを見せることはS妻を満足させ、夫の気持ちに少しでも応えようという気持ちにさせることでしょう。また、妻は家事労働が少しでも減ることで精神的にゆとりができると、夫との関係にも気持ちが向きやすくなります。
そして何よりも寝室の支配的な立場と日常の立場のギャップが小さくなることはS妻にとって気分がいいものです。
FemDomの夫婦関係を維持していくのは努力が必要です。普通の夫よりも大変だと思います。それがかったるかったら、夫婦でFemDomなんて考えない方がいいかもしれません。
実際、最初からあきらめて、割り切ってSMクラブに通うというのもひとつの選択肢なのではないかと思います。

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カミングアウト



既婚のM男性や、恋人のいるM男性の多くは、「ああ、自分のパートナーが責めてくれたらどんなにいいだろう」と心密かに思っていることでしょう。でも、実際にはなかなか実現しなくて、結局最後はこっそりSMクラブへ行って女王様に鞭打っていただくということになるケースが多いことと思います。
M男性の夢を実現するためには、どうしてもパートナーに自分がマゾヒスト(サブミッシブ)であるということを告白(カミングアウト)しなければなりません。でも、これはM男性にとってかなり高いハードルです。なぜならば、パートナーに冷たく拒否されたり、軽蔑されたり、場合によっては離婚などということもあり得ると思えるからです。でも、カミングアウトしなければ夢は実現しないのです。
カミングアウトするならば、少しでも性交、いや、成功する確率を上げたいものです。

私は、カミングアウトを成功させるには、次の4つのポイントが重要だと考えています。
①できる限り変態的イメージを抱かせないようにする。
いきなり「ぼくはMだから縛ってほしい」とか、「ムチで打ってください」なんて迫ったら、普通は引きます。できるだけソフトなこと、普通な性行為からあまり逸脱しないことから話をしていくのがいいと思います。道具などもいきなり初めから見せるのはあまりおすすめできません。
②自分中心にならないこと。パートナーのメリットを考えること。
ただ「責めてほしい」というのは自分のことしか考えていません。自分に奉仕しろと言っているのと同じです。男性を責めて初めから楽しいと思ってくれるパートナーはきわめて希です。パートナーのメリットを考えましょう。責めてもらいたいことは控えめに伝えて、パートナーに奉仕することを強調しましょう。女性にとっては、責められたいMよりも、奉仕したいMの方が受け入れやすいのです。
③少しずつ、少しずつ。
いきなり本格的なSMになんて夢にも思わない方がいいでしょう。初めはちょっと積極的になってくれたり、面白がってくれたりすればそれでいいつもりで。お互いの関係ができれば、時間と共にだんだん本格的なプレイへと進んでいくはずです。
④「要求」でなく「お願い」というスタンスで。
そもそも要求すること自体がMという立場との矛盾でしょう。言うことを聞いてくれたとしても後々いいことはないと思います。要求されてそれに応えるという立場は、基本的に心地よくないものです。拒否の気持ちがより働きやすくなります。

具体的に、カミングアウトの言葉・展開を考えてみます。
あくまでひとつの例で、だれでもこういう形がうまくいくとは限りません。

いつものメイクラブの前、明かりを落とした後、ちょっと改まって話を聞いてほしいとパートナーの横に座ります。
「ぼく、セックスでは、どちらかというと君に奉仕する感じが好きなんだ。君がたくさん感じてくれるとすごくうれしい。だからどんどんぼくに指示を出してほしいんだ。ぼくは君が言うとおりにするよ。ぼく、ちょっとMなところがあるんだよね。ねえ、ぼくにご奉仕させて。」

ずいぶんとまあおとなしい内容だと思われるでしょう。実際そうですね。
そして、その後のメイクラブでは、パートナーをソファに掛けさせて、その前にひざまずいての口唇奉仕をパートナーが満足するまで行います。パートナーが要求しなければ挿入行為はなしでもいい覚悟で。サービスでワイングラスなどを持ってくるのも喜ばれるでしょう。
回数を重ねるうちに、パートナーは口唇奉仕に満足しながら、男性がひざまずいて奉仕するという立場を望んでいるということを理解し、これを受け入れるようになることでしょう。こういうものならMを認め、受け入れてもいいという気持ちになってくれれば、あとは無理さえしなければいい方向に転がっていくはずです。
男性の側は、女性の反応を見ながら、少しずつ責めを女性にお願いしていきます。
たとえば下手だったら髪の毛を引っ張ってもらうとか、ひっかいてもらうとかもいいです。始める前に四つん這いになって挨拶をするという儀式を入れてもいいかもしれません。
頃合いを見計らって、ムチを手渡し、「下手だったら遠慮なくこれで叩いてください。」とお願いしてみるといいと思います。こういうきっかけができるとムチを使ったプレイをだんだん導入できるようになってきます。
たぶん気持ちのこもった奉仕を何度か行っていれば、パートナーの方から「あなたはどうしてほしいの?」と聞いてくるでしょう。そこまで行ったら、だんだん自分の望むプレイを紹介していくことができます。
でも、あくまでパートナーの気持ちを大切にして、いやだというものは無理に求めないようにしましょう。そのときは拒否しても、もっと関係が進んだ時に乗り気になってくれるということもあり得るのです。
女性は男性が考えるよりも柔軟性があり、相手次第ではいろいろに変わってくれます。そのためには男性側は女性の気持ちを大切にしていくことだと思います。

例をひとつあげてみましたが、あくまでこれは例です。夫婦、カップル次第でいろいろな形が考えられるでしょう。
でも、おそらく共通しているのは「ソフトに」「焦らずに」ということではないかと思います。

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M男とS女のくいちがい



ここのブログは「カップル、夫婦によるFemDom、またはFLR」というのをテーマとしています。それに関して思うこと、感じることを書いてみたいと思います。

今回はFemDomの場面での男女のくいちがいについて。
M男性の多くの人は、ある勘違いをしているように思います。実は、自分も以前そうだったのですが。
それは、自分が責められて興奮している時は、パートナーも責めて興奮しているのではないかと思ってしまうということです。
M男性はいじめられて、または責められて性的興奮を得ます。同じようにS女性も男性をいじめて性的興奮を得ているのだろう・・・と考えたくなるのですが、実際、そこのところは微妙に違っていることが多いようです。
夫婦、カップルによるFemDomについてのガイドをKindleで、単語翻訳のお世話になりながら、5,6冊読みました。読んでいるうちに、男性側とは若干違う女性側の心理が理解できてきました。著者のミストレスたち(なぜか著書はみんな女性です)は、男性を責めることによる自らの性的な興奮には言及していません。「満足」「楽しい」ということは言っても、「興奮」とか性的高ぶりに直結するような表現には全くなっていないのです。
M男性はS女性ならば男性をむち打つことで興奮して濡らしているのではないかという思いを持ちがちですが、その責めるという行為そのもので性的興奮を感じる女性はきわめて少数のようです。
ここまで読むと、「Mの夫とSMプレイを楽しんでいる奥さんもそれなりにいるだろう?」と反論される方もいるでしょう。
もちろんそのような場合は、女性も楽しんでいます。喜びを感じています。
しかし、女性がSMプレイで感じている喜びは、かなりの場合、純粋な加虐の喜びとはいえないようなのです。多くの女性の喜びは、次のように考えることができます。
まず、Mの夫を感じさせている、喜ばせているという満足感、愛情の充足感があります。こういう女性は、寝室で夫が望むような女王様になろうとします。夫を喜ばせるために革のセクシーな衣装に身を包み、恐ろしげな様子でムチを振るいます。自分がSの役割に入ることでMの夫との一体感を感じ、それに性的な喜びを感じる女性もいます。
もう一つは、自分の優位な立場、思い通りに相手を扱える万能感、優越感をプレイの中で楽しんでいるという要素があります。女性がSMプレイの中で「楽しい」と純粋に感じるのはこの心理状態になる時が多いようです。特に女性は男性に比べて社会的に不利な立場に置かれたり、男性に遠慮しなければならないといった心理的制約を感じることが多いので、そんな思いから解放される楽しみ、喜びを特に感じるのではないでしょうか。
それ以外にも、いたずらっ子のように相手にいたずらや悪さをしてからかって面白がる気持ち、または普段許されないことをやれる痛快さなど、人によっていろいろな要素がミックスされていると思うのですが、やはり男性が感じている性的興奮とは若干違っているものだと思います。もちろん純粋にそれに興奮する女性も少数はいると思います。しかし、ドミナントの女性の手記でも、ほとんどの場合性的な興奮を感じ、オルガスムに至るのは、責めている時ではなく、男性による口唇奉仕によってです。
このM男とS女のくいちがいを理解していないと、FemDomカップルはうまくいかないと思います。また、満足する関係になっていかないのだろうと思います。

ちなみに、FemDom関係、またはFemDomプレイを行っている夫婦、カップルでは、ほぼ9割くらいは男性の方からカミングアウトして、それに女性が合わせるというパターンです。性的欲動に突き動かされているのは男性の方で、女性はそうではありません。支配的な女性の手記の中には、「夫が私にD/sを紹介しなかったら、私は一生ごく普通の妻としてバニラなセックスをして満足していただろう」と書いている人もいます。女性はけっこう柔軟性があり、気持ち次第では男性の性癖に合わせられる方が多いようです。

男性が、女性に自分のM性をカミングアウトするのだったら
パートナーの女性を大事にし、思いやり、心から愛して、彼女が「自分をこれほど愛してくれるこの人を喜ばせるためなら、Mの性癖を満たしてあげよう」という気持ちになってくれるように持って行くことが成功の秘訣なのではないでしょうか。
もっともそこまでやってもあくまで拒否する女性はいると思いますが・・・
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何パーセントが



こんなことを書くのは久しぶりなのですが。
ふと思います。
日本人男性の,いったい何パーセントがM/サブミッシブなんだろうって。
国勢調査ではもちろんこんなことは調べません。(調べるわけありません)
民間の調査だってそんな調査は見たことがありません。あったとしてもお話にならないくらい信頼性は低いでしょう。
そもそもそんな調査をしても正直に答える人なんてどれだけいるのでしょうか。
マーケットのデータとしての利用価値はあると思いますが、いかんせん調査のしようがありませんね。
同時に知りたいのは、夫婦でSMプレイ(もちろん妻がS)をやっているなんていう夫婦がどれだけいるか。24/7の夫婦がどれだけいるか。
こちらはもっと調査不能だと思います。
どのくらいの男性がM/Subなのか。
今推測できるとしたら、SMクラブ、中でも「女王様」タイプのプレイをするクラブの数から考えて推測してみることかなと思います。それなりに数はありますよね。もちろん普通のソープなどの風俗に比べるともちろん絶対的に少ないですが、でも、一定数はしっかりあります。きわめて当てにならない予想ですが、全男性の10%弱ぐらいはいるのではないでしょうか。

以前、ここで書きましたが、マゾヒスト(サブミッシブ)というのは性的マイノリティだと思います。LGBT以上のマイノリティではないでしょうか。なぜなら同性愛以上にカミングアウトしにくいと思うのです。また、カミングアウトしても理解されないことが多いと思います。
たとえばアメリカの大統領候補が「自分はゲイだ」と言ったとします。そのことで選挙は不利になるでしょう。同性愛でない人は、この自分と違う性癖に好感情は持たないでしょうから。それでも、表面上それを批判しません。批判しようものなら、世論に「マイノリティへの差別だ!」袋だたきにされるでしょう。さらには、それを公にした勇気をたたえる人もあるでしょう。ある意味プラスに作用する部分もあるかもしれません。
しかし、もしも、「自分は性的にサブミッシブだ。」と公言したら、どうなるでしょう。まず、世間の冷笑を浴びます。大統領としての資質も疑われるでしょう。それだけで「頼りない」「自己主張なんてできないだろう」「女性団体の言いなりになるに違いない」「むち打たれたら何でも言いなりになってしまうのではないか」「外交でも相手国にいいようにやられて喜んでいるような男だろう」などと、軽蔑されることでしょう。
実際は、サブミッシブはひざまずいたりいじめられ、やっつけられて興奮したりするのは特定のパートナー(またはクラブの女王様)だけで、自己主張もけんかもするのですが。そんなことは理解されないですね。
おそらく今後も理解されることのないマイノリティとして存在していくのだと思います。

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弱い立場


久々に自分のことについて書いてみようと思います。
私はD/sプレイで一番感じるのは、相手と自分の強弱関係(力関係)です。
私は、自分が「弱い立場」にある状況がすごく好きです。自分が弱い立場にあると感じると、それだけで興奮して熱くなってしまうのを感じます。
もっとも、普段の社会生活の中ではそんなことを感じることはありません。セクシュアルな喜びを共有し合うパートナーとの間でのみのことです。
プレイの中で拘束されたりお仕置きをされたりいやなことをされたりといったことは、強い相手に思い通りにされてしまう自分の弱さを感じるからじゃないかなって感じます。(これはみんなに共通するとは限らないのですが)
だから、プレイ以外の時でもそんな力関係を思い知らされるとわくわくしちゃうときがあるんですよね。
上の写真、男性が女性に叱られてるみたいです。女性の表情がちょっと険しいです。手には鞭を持ってますね。男性のおしりが赤くなっています。お仕置きされたんですね。でも、女性の怒りは収まっていないみたいです。これはひたすら謝って、さらにお仕置きを受けるしかないですね。

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「おまえ、反省した?」
「はい・・・・」
「じゃ、二度と生意気な態度取るんじゃないよ。いいわね。」
「わかりました。・・・本当にごめんなさい・・・」
といった会話でも交わしているシチュエーションでしょうか。
女性の方はだいぶ落ち着いていて、怒りも収まったようです。
お仕置きというのは両者の立場をいやがおうにもはっきりとさせるものですね。


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「あんた、私の言うことに逆らうっていうの?」
「いえ、逆らうなんてそんな・・・」
決定権を握られてしまっていて、逆らうことができないというのはなんとも弱い立場です。
無力さを思い知らされるのは興奮します。
でも、一緒に生活するパートナー同士だったらこれはなかなか難しい問題を引き起こしかねません。
これが現実生活の中でFemDomを実践する難しさですね。


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立場が弱い側は、時にはひっぱたかれることもあるかもしれません。力関係がはっきりしている関係では。
これはFemDomの関係では虐待には当たらないでしょう。
だって、寝室でのプレイがちょっと外にはみ出してしまっただけですから。


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「ちょっと、私の話聞いてるの?」
「あいたた、聞いてます。聞いてますよ。」
弱い立場の男性は、耳やほっぺた、鼻などをつまんだり引っ張ったりといったことも日常的にやられます。
面白半分でやられることもあるでしょう。


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今は夫が家事仕事をするのも普通になってきていますが、仕事をしているのにそれに注文をつけられたり至らないところを指摘されたりといったことをされるのは頭にくるものです。でも、自分の弱い立場をわきまえて受け入れてしまうと、逆に興奮してきます。
この画像みたいに裸で家事させられるのだと最高ですね。


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貞操器具での男性器支配は、おそらく2人の立場の違いを決定的なものにするでしょう。男性は、とにかく出してもらいたくてしょうがないので、女性の言いなりになるしかないのです。一方の女性の方は、鍵をちらつかせればパートナーの男性は自分の思いのままにコントロールできるのです。女性の立場を最大限に強め、男性の立場をとことん弱める究極のアイテムといえるのではないでしょうか。

立場が弱いことに興奮すると書きましたが、同時にそれは自分の意思が通らないことも意味します。たとえば顔面騎乗をしてほしくても、強い立場のパートナーからあっさりと無視されるかもしれません。また、マスターベーションや射精、エロチックなビデオなども禁止されたなら、それに従わなければなりません。
これは楽しいことなのか?

答えは出ませんね。
楽しくもあり、楽しくもなし(笑)
そういう意味で、私たちは矛盾を抱えた存在なのだと思います。

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友達を選ぶ



エリス・サットンのQ&Aからです。
読んでいて、「うーん、あるある」てな感じ。
夫が妻に対して一貫してサブミッシブでいられるか?
なかなかに難しい問題ですね。


Q. 親愛なるエリス、私は現在あなたの本「女性の支配」("Female Domination")を読んでいます。そしてそれは本当に面白いです。

私は私自身の関係を発展させることに関してあなたのアドバイスを必要としていると思います。
私はおよそ6年間、今のボーイフレンドと付き合っています。彼はいつも気がよく、そしていつも私を喜ばせようとしてくれます。
彼は私が寝室で主導権を握ることを楽ませ、そして一度も逆らったことがありません。
私は彼に、もっとサブミッシブで、そして寝室の外でも私に対して気遣って欲しいです。
私は彼にこれをどうやってほのめかしていけばいいかわからないのです。 私は矛盾したことをして、彼を混乱させたくないのです。

例えば、どのように彼の友人たちと付き合うべきか、私はアドバイスを必要とします。
友人のカップルは、みな男性が関係の主導権を握っています。私は彼らとの付き合いの中でいらだつことがあります。男性たちが私に対して優越的な態度を取るときです。そして、私のボーイフレンドも、そんなとき私に対して優越的、支配的な態度を取り出すのです。
私は彼のこういった行動をやめさせたいと思っています。彼は、私に対してどう振る舞えばいいか、よくわかっているはずなのに仲間といるとそれをしないのです。
私は彼に対してどのようにすればいいのかアドバイスがほしいのです。
もし必要ならもっと詳しくお話しします。
どうか私にアドバイスしてください。
よろしくお願いします。


A. 私たちが生きていく中で、本を読むこと、人と接することは避けていくことはできません。特に人と接することでの影響は逃れることができないのです。だからこそ、親密な友達は心して選ぶべきです。

私は 以前、FemDom グループに夫と共に参加した女性から手紙をもらいました。彼女は毎月行われるプレーパーティーでのグループD&Sセッションがいやで、やめようかと考えていました。しかしながら、彼女はグループの他のカップルとのつながりを失いたくありませんでした。彼女らと定例会以外の場での付き合いもしていましたから。
このグループは毎月の定例会でのグループセッションの外に、D&S以外の活動もしていたので、うまくいっていました。女性たちは隔週に昼食を共にしました。あるいは一緒に買い物に行くこともしました。男たちは一緒にボールゲームに行ったり何か他の「男の活動」に行くこともあります。そしてカップルは定期的に夕食会を開きます。これが相互の関係を作りました。そして、それが彼女と彼女の夫によい影響を与えていたのです。私に手紙を書いた女性はこのつながりを失いたくなかったのです。

彼女は、他のドミナント女性たちと共に過ごす中でドミナント女性として成長していました。同じく、他のサブミッシブの夫は彼女の夫によい影響を与えていました。彼女は、これらの人々と、いわゆる「普通の活動」をすることが好きでした。 彼女はグループセッションで、革を身につけて、彼女の夫を裸にしてみんなの前に晒すのが心地よくなかったのです。彼女はプライベートを大事にする人でした。そして彼女は彼女の性生活をプライベートなままにしておきたかったのです。

私の彼女へのアドバイスは、グループにそれを正直に話して、そしてプレーパーティーに出席するのをやめ、毎月の定例会以外のグループでの交流を続けさせてもらうということでした。彼女はグループがこのことについて理解を示し、そして彼女がまだグループの何組かのカップルとの親密な関係を楽しむことができることを知りました。

今、あなたはグループに参加しているという利点はありませんが、女性が強い、支配的、フェミニスト、夫がサブミッシブで、少なくとも妻に敬意を持って接することを要求するか、夫に女性を崇拝させているといった女性を見つけることは可能です。たとえ彼女らが公然と FemDom ライフスタイルを実践していないとしても、今日サブミッシブの男性たちと結婚している攻撃的な女性たちを見いだすことはあまり難しくありません。あなたはD&Sあるいはセックスについて論じなくても、他の関心に基づいた友情を築くことができます。
重要なことは、男性が女性を尊重し、そして女性が敬意をもって扱われるということです。
もしあなたが支配的なものを感じる女性、あるいはあなたと肌が合うと感じる女性に出会ったなら、あなたと夫との夕食に彼女を誘ってみましょう。そしてもし彼女が結婚しているなら、彼女の夫も同様に誘いましょう。

もしあなたの現在の友人たちがあなたの夫に悪い影響を及ぼすようなら、新たな友情関係を作り出すべきです。あなたとあなたの夫がテレビで見る、あるいはラジオで聞くことに気を止めてみましょう。あるいは本や雑誌、インターネット上も。至る所から家父長制システムの情報があなたの生活に入り込んで来ようとしています。
あなたの心をガードして、そして宝物を守るようにあなたの夫の心もガードしてください。

女性が主導する関係は家父長制の伝統によって攻撃されるでしょう。好ましくない影響を受ける必要はありません。
あなたは家族、あるいは同僚を選ぶことができません。しかし、あなたは友人を選ぶことができます。そしてあなたはメディアを通してなにをあなたの目と耳に入れるかを決めることができます。
あなたの環境を変えることによって、あなたはあなたの態度とあなたの夫の態度両方を変えることができるでしょう。
それではお元気で。


個人的には、寝室でのプレイの時だけ妻の前でひざまずいて卑屈になって、それでいて普段の生活ではふんぞり返って偉そうにしているといった夫にはなりたくないなあと思ってはいます。結局は夫も妻もプレイが味気なくなってくるでしょう。
日常との区別は必要だけど、関係としての一貫性も保ちたい・・・ここが難しいんですよね。
途中で出てきたFemDomのグループみたいのが日本でもあったら、支配に目覚める奥さんってそれなりにいると思うんですけど。プロフェッショナルな女王様との関係を離れたそういったコミュニティって日本では成り立ちにくいのかな。

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マイノリティ



LGBTという言葉をよく耳にするようになりました。
いわゆるレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害)の総称で、性的マイノリティのことです。
たとえばゲイというだけで気持ち悪いと避けられたり、侮蔑的な扱いをされたりといった差別を解消していこうというものです。男同士のカップルを笑いのネタにするのは昔からあります。私もそういうお笑いを見ても普通に笑っていた1人です。でも、確かにゲイの人から見たら自分が生まれつき持っていたものを笑われているということですから耐えられないことでしょうね。
※こういった性癖が生まれつきかどうかははっきり断言できません
でも、振り返ってよく考えてみると、私たちマゾヒストやサブミッシブもマイノリティです。特にM女性よりもM男性は、侮蔑的な目で見られることが多いです。
私個人の経験を振り返っても、猥談が始まると、みんなの話題と自分の内部に抱えているものに乖離をいつも感じていました。まあ、表面上は話を合わせていました。こんな自分の本性をみんなに知らせてしまったらどんなことになってしまうのだろうか・・・周囲の女性からは相手にされないばかりか陰でバカにされるのだろうか。男として一段低く見られ、嫌がらせなどされるのではないだろうか。そんな自分が社会生活をまともに送っていけるのだろうか?やっぱり死ぬまで誰にも知らせずに生きていくしかないのだろうと思いました。
今、やっぱりほとんどの周りの人には自分の性癖を知らせることはしていません。(ゲイやレズビアンなどをカミングアウトした人はすごいなって思ってしまいます)

ここで改めて考えてみると、マゾヒストは、なぜLGBTのように社会的に認知されないのだろうか?と疑問を感じました。
でも、この疑問にはすぐに答えが出ました。
マゾヒストたちが認知を訴える運動など聞いたことがありません。それをしないから認知もされないのでしょう。
でも、ここで次の疑問です。なぜマゾヒストを性的マイノリティとして認知しろという運動が起こらないのでしょうか。
私の個人的考えですが、一つは社会的に肩身の狭い思いをすることはあっても「法的な権利」が絡んでくることが少ないからでしょう。同性婚を認められるか認められないかで大きく変わってきます。そういうはっきりとした問題がはっきりとクローズアップされると世論は不公平是正へと動くものなのだと思います。
もう一つは、マゾヒストたちが、自らの心理、欲求を他の人々に理解させるのがあまりに困難であることを感じ、初めからあきらめてしまっているというのがあると思います。
私たちは女性に鞭で叩かれたりヒールで踏まれたり、言葉で辱められたりすることを自ら望みます。しかし、職場で差別的な扱いを受けたら抗議するし、レストランでウェイトレスが横柄な態度で接客するならそれに腹を立てます。この違いが他の人にはわかってもらえないのではないかなと思うのです。
私たちは紛れもなくマイノリティです。でも今後も理解され、市民権を得ていくことはないのではないかと思います。それぞれがひっそりとその欲望を処理していくことになるのでしょう。ネットの世界で同じ性癖同士、互いに気持ちをシェアし合いながら。
そういう意味ではネットがあるってありがたいなってつくづく思います。

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Author:kaisub
既婚のサブミッシブ(M)男性です。

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